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- ブロブ2016/7/28 実に多くの“気付き”
無駄が無く、彩豊かな生活を
普段から過ごされている感じがする
一枚の暑中見舞いの葉書です。
実にシンプルで有りながら、
物足りなさが無く
要点でまとめられたこの感じ
私、大好きです!!
ガレのアールヌーボー作品から抜き出した様な
動きのある空気感を持った“三色すみれ”が、
押花された状態であっても
呼吸している様に感じられます。
(押花をこんなリアルに生きてる様に
作り上げることが出来るんですね。)
その右下には
アルファベットで書かれた”Viola x wittrockiana”
日本語の文面と対照的に
”学名”が注目を誘います。
”Viola x wittrockiana”と書いてある事で
だだの“ビオラ”じゃないんだと興味を持って調べたり
“学名”に対する意識を向けてくれます。
そして、朱色の”落款”。
作品全体を見事に締めくくっています。
日本の文化ですね!!
ハガキから実に多くの“気付き”が得られ、
色々と勉強させて頂きました。
いつもながら、T.A様有難うございます。
積み重ねて来られた感性を
葉書に凝縮するとこの様な作品になるんですね。