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  • ブロブ2019/10/20 ”本日、おかげさまで17周年”


本日17周年を迎えることが出来ました。
心からお礼申し上げます。

 

少しだけお付き合い下さい。

 

9月のパリ 二日目に
アパルトマンの玄関入口の扉を
開けた時の”スペクタクル(光景)”

エクレアの”目指す”ものでした!

 

パリ一日目、
空港からタクシーでアパルトマンに到着。

部屋に着いて
唯一の窓から見えるのは、、、

グレー色のトタン屋根と
赤茶の屋根瓦だけです。

向かいに見える家の二つの窓も
隣の家の窓も

植木類は全く飾られて無くて

ただただ殺風景な風景が
目の前に広がっていました。

 

遠く下のほうから聞こえてくる
子供達の喋り声が無ければ

パリにいるのか如何か
分からないくらいです。

 

 

翌朝9時30分、
アパルトマンのドアに鍵をして
アイテム探しに出かけます。

足の2/3ほどの奥行しかない
狭い螺旋階段を
恐々下りながら

時折現れる窓から
外をのぞき込んでも

 

色の無い”裏のパリ”が
広がっていました。

 

 

ところがです!!
市松に敷き詰められらたタイルの廊下を
通り抜け

玄関の扉を開けた瞬間、
そこは別世界でした!

 

鮮やかな色目の果物や
見た事も無い野菜がこんもりと盛られ

見渡す限り”野菜の市”が連なっています。

 

八百屋のおじさん達の
大きな声が至る所でこだまし

一瞬にして別世界に引き込まれた様でした。

 

 

オリーブの塩漬された樽が
30程有ったでしょうか?

その中でも緑 赤 紫 など
鮮やかな色のオリーブが混ざった樽は

太陽の光に当たって
キラキラ宝石の様に輝いていました。

 

横のテントに目をすれば
顔色の悪いトマト(黒っぽい)の横に
真っ赤な拳二つ分くらいある大きなトマトや

いかにもゴリゴリしていて
硬そうな緑緑したトマトが

 

”ドキッ”とするコントラストで並べられて
それはそれは新鮮に思える色合わせでした。

 

 

アパルトマンから見える風景とは
あまりに対照的で、

市場のど真ん中に泊まっているとは知らず、
こう言う状況に出くわして

”予想してない出来事”に心が躍ったんです。

 

 

そう、私が”目指す”は
初めて店に入って来た方が
”心の揺れ動く様”を楽しんで貰える様な
店であり、

何回も通って来てくれる方には
何度も目にしているはずなのに

その都度、
”新たな感覚”に思える様な
店でありたいんです。

 

 

とにかく
今一つ何かに欠け
物足りないご時世に

”言葉”であったり”物”で有ったり
”パンチのある店”でありたいと思っています。

 

 

刺激を与えてくれる”きれいな物”
”自分磨き”への探求に

これからも
エクレアに通って下さればと思います。

一緒に突き進んで行きましょう。

 

お付き合い下さり
有難うございました。

パリの店 大幡幸裕