パリへ行けば
常に何かしらのアクシデントに
見舞われます。


シャワーのお湯が出なかったり
Wi-fiが全く繋がらなかったりと、

不便な出来事は毎度の事。


でも今回の1月のパリは

いつものとは違う
予期せぬものでした。



空が真っ黒に染まりかかった
夕暮れ時、

ビールを飲んで
ゆっくりしていると

突然、ビビビビビーー


けたたましい音の”呼び鈴”が
アパルトマンに鳴り響きます。

間髪入れずに
今度はドアを叩き、

”入れろ、入れろ”と男の声。


もう怖すぎです。


荒くれ者が
扉をぶち破ろうとする暴力映画の
ワンシーンが脳裏をかすめる

と同時に、

前回チンピラ風の男に
突然凄い力で前腕を掴まれ、
乱暴されかかった時の事を思い出し、

心臓はバックバク

ただただ扉の前で
早く立ち去さるのを願うのでした。



直径２cmぐらいの太い
シリンダー4本で施錠された
鉄製の玄関扉

よほどの事が無い限り
壊されることはないと言え、


もしもの事を考えると
もう気が気ではなかったです。



後になって
老朽化による水漏れに苛立ち、

下の住人が
ドアを叩いたという事が
判明した訳ですが、、、


危機感の薄い日本にいるのと
同じような感覚でいたら、

想像もしない様な事件に
巻き込まれた可能性だってありました。

まともに接したばかりに
命とられることも考えられました。


なんせ、
悪そびれることなく躊躇なく
やりたいようにやって来ますから、、、



コロナもだいぶん収束し
海外旅行へ行く予定を
立てられておられる方も
多いと思います。


日本人は確実に狙われます。
気を引き締めて行動して下さい。