私、お気に入りの家具2点をご紹介します。

アールデコ作品とかデザイナーズ家具とかではないですが、
実に良く作られているんです。



１．大理石天板のカフェテーブル



スネークソファー（自在に形状が変えられる）で有名な
Mobilia（モビリア）が過って取扱っていたモノです。

カフェテーブルには珍しく大理石天板。
ほとんど見かける事ないと思います。

また、鉄製アイアンの脚はズッシリと重く、
渋い深緑色に焼き付けられ、質感ありありです。


大理石天板とアイアンの脚が合わさり、
”超高級”な佇まいのカフェテーブルになっています。


よく目にする普通の木製カフェテーブルの
材質（マテリアル）・質感（テクスチャー）を上げると、

こんな普通でない雰囲気のカフェテーブルが
出来上がるんですね。


一杯のコーヒーが何とも嬉しく頂けます。

お店でコーヒーを飲みながら、テーブルの出来の高さを
ぜひ、体感してみて下さい。





２．コンソールテーブル



上等の素材感でもないし、作りもそれなり。

だけれどフレンチの優美（可愛らしい）な雰囲気を
めちゃ漂わせています。

上部に飾り付けられた動きのある金物装飾。
太すぎず細すぎずの装飾彫りされた脚。厚みのある天板。

それらがマッドな白にお化粧され、
”存在”がとても可愛らしいコンソールに仕上がっています。


可愛らしい（美）を構成する6つの要素は
形・色・材質（マテリアル）・質感（テクスチャー）・光・動き

これらが程良くミックスされているので、
上質な家具とも違う”魅力”が感じられる訳です。

もう少し材質が良くてもと思いますが、
マテリアルを上げると可愛らしさ半減する可能性があるので
難しいところです。



2つの家具は
モノの細部に拘る（上げる）ことで、
”普通のモノ”から”とても素敵なモノ”へ変身した良い例です。

高い家具が素敵とは限らないし、
安い家具が素敵でないとも限りません。


私は家具をはじめ
アイテムを上6つの要素に照らし合わせて
”物選び”をしています。

良かったら参考にしてみて下さい。