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  • ブログ2023/3/1 家出をして気づいたこと


人生初の一人暮らし。

意気込んで家を飛び出たものの
”世の中の小波ですら乗るのが難しい”

初日から実感です。


小雪まじりの冷たい風が吹く真っ暗な夜道、
自転車を走らせイズミヤ(大型スーパー)に向かいます。

赤信号で停止するたびに
煌々と照らされたお店が今日は何故か気になります。

普段なら目も止まらないのに、、、


今晩は温かな”アルミ鍋のうどん”を食べる!

卓上ガスコンロを買いに来たけれど
1階・2階くまなく探し回ってもガスボンベしか見つかりません。

冷たい夜道を空振りで帰るのでした。


気を取り直して今度は
一度入ってみたかった近所のホットモット。

待っている人が一人しかいない。
今がチャンスと駆け込むも

思った通りメニューが理解できません!

A4サイズ大の大きさに小さなサンプル写真と小さな文字で弁当名、
お得な組合せのインフォメーション?などが一斉に目に飛び込んできて
何処か書いてあるのか見ても全然わからないのです。

なかなかオーダー出来ないでいる私に
レジのお姉さんは鬱陶しがりながらも色々教えてくれて、
如何にかこうにか注文を終える事が出来たのでした。

(独り言) ここは日本なのに お弁当一つ頼むの難しい。。。
お弁当を早く受け取って帰ろう。

なんて思っていたら甘かったです!


次から次にウーバーイーツの兄ちゃん達がやってきます。
既にオーダーの入っていたお弁当を4個、6個、3個、4個、2個、、、
受取りに来るんです。

レジのお姉さんと馴染みなのか、慣れた様子で挨拶をし、
手際よく注文番号を照会、大きなバックに詰め込んで持ち去るのです。


これが今の時代か〜 スマホをこんな感じで活用するんだ〜
関心しっぱなしでした。


それ以外にも
揚げ物を5人分?唐揚げ、白身フライ、、、大量にオーダーするお母さん。
注文の仕方・待ち時間の過ごし方に慣れた会社帰りの人達など

色んな生活スタイルがある事を知りました。

弁当屋を舞台に繰り広げられる人間模様は
想像したことのないものだったです。



妻の言った事に どうにも腹立ちが収まらなくて”家出”をした私。


無謀な行動を起こしたことで
知らなかった世の中を垣間見る事ができました。

店の事以外、外の世界の事、ホント何も知らないんだと痛感です。
偏った世界にとっぷり浸かっている私はあまりに考えが小さ過ぎました。


一週間ぶりに帰った私に妻は冷静そのもの。

”世の中の事知らな過ぎ”なんて言いたいでしょうが言いません。
ロマンチック(現実的でない)だからね! って、、、

何もなかったかの様に私の居ない間、
生活を変えずに好きなスケートに行ったりしていたそうです。


真剣に話し合ってみたら、
実は妻の方もしんどい思いをしていたのだと気づきました。

自分の事だけではなく、
相手の事も良く良く考えないとダメという事です。


”家族だから多めに見て”っと言う身勝手な”甘え(考え方)”
この歳にして大いに知るのでした。反省です。