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  • 店内風景&ウインドウ 2018 11月 店の扉の変化に誰も気が付いてくれません。




店の扉の下部分に
”真鍮板”を取り付けました。

扉の”飾り枠”が雨水に濡れて
ボコボコに波打っていたのです。


これでやっと
扉もきれいになり
雨が当たっても心配ありません!


今回の”扉のプチ改装”で
よりパリのお店らしくなりました。


こんなちょっとした事なんですが
なんか嬉しい気分です。




ところで、
パリの”アパルトマンの扉”を
通り抜けられたことありますか?

いざ入ろうと扉を押すと
想像以上に重いんです。


高さ2mぐらいの比較的小さな木の扉でも
重みで戻って来る力が強くて

結構気合を入れて押さないと
扉は開けられません。



分かり難い例かもしれませんが

移動式のバスケットゴールを動かすのと
同じくらいの力が必要です。



大きな荷物を
一人で持って入る時なんて

自分の脚を
ドアが閉まらない様に
ストッパー代わりにして

肩や背中で閉まろうとするドアを
押しながら入るのです。


歩き廻ってクタクタの時なんかは
扉の戻る力に負けて

押し戻される事も
しばしばなんです。




そう言えば
こないだの9月のパリ、

パリジャンが扉で
四苦八苦している場面を
目撃しました。


扉付近で
右足を骨折して車椅子に乗っている
おばあちゃんがいます。


娘さんらしき人が、
脚の不自由なおばあちゃんを

如何にか扉の向こうに
移動させようとしています。



右肩でドアを抑えつつ
両手を使って

おばあちゃんの手を引っ張り
入れようとしますが
なかなか上手く行きません。



何度も試みた後、
結局は一人では無理だったので

アパルトマンの住人の助けを借りて
如何にか中に入る事が
出来たのです。




この様な風景を目にすると

憧れのパリの
アパルトマンだけれど

歳行ってからの生活は
少し難しい様に思いました。




今回、”プチ改装した扉”

パリの扉の重さには
遙か及びませんが、


ご来店の際は
少し重くなった扉で
”ズッシリ感”を味わって下さい。


ちょっとだけパリの扉が
体験出来ると思います。