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  • 店内風景&ウインドウ 2022 6月 LED電球を上手に生活に取り入れる方法


↑LED電球


↑白熱電球


3月パリへ行った時の事です。

今まで何度も通っている
ヴィンテージショップに入ると
店内が”変”に明るいんです。


古い物と温かみのある照明が
イイ感じで融合していたのに
全く雰囲気がなくなって、

ガッカリな店になっていました。



原因は言うと”LED電球”です。

店の大部分がLED電球に
取り替えられていました。


電気代の高騰を
考えての事だと思いますが、

LED電球は、
部屋の影の濃淡を消し去り
空間全体を平たく均一に照らすので、


取り入れ方が凄く難しいんです。



私の家でも

電気代の事を考え
ココなら付け替えても
大丈夫かなと思う照明器具に、

今まで店で使っている
実績のあるLED電球を
セットしてみました。


そうしたらどうでしょう。

スイッチをオンした瞬間、
部屋の雰囲気が一気になくなりました。


4つある照明器具のうち
1つをLED電球にしただけで

部屋の調和は崩れました。


一か月の間、様子を見ましたが、
受け入れられるものでは
ありませんでした。



この様な事を色々やってみて
分かったことがあります。


(以下は
リビングを想定しています。
LED電球は”電球色”を使用)


1.透明のガラスシェードまたは
LED電球をはだかで使用の場合

→初めは少し”明るい”を
感じるものの許容できます。

ただし、LED電球は
演色性の高い物でないとダメです。


2.紙や布製のシェイドの場合

→これも初めは少し”明るい”を
感じるものの許容できます。

演色性の高低は
あまり拘らなくてもイイかもです。


問題は、

3.フランス製の色付ガラスシェード
(特に古い年代の物)の場合

→コレ、本当にフランス製のランプ
って思うぐらい雰囲気無くなります。

高い演色性のLED電球を使用してもダメ。
白熱灯一択でしょうか。


節電は大事だと思います。が、

電球の選択を誤れば

雰囲気のない中での
食事や語らい なんてことに
なるかもしれません。


生活スタイルや
自身の感性と照らし合わせて、

電球の使い分けが必要だと思われます。



それぞれの家で
ベストな照明環境を作るには、


まず、各々の電球の個性を知り、
照明器具と相性の良い電球を
選ぶ必要があります。


LED電球と白熱電球を
上手に使い分けて、

落ち着く空間になる様、
工夫してみて下さい。




↑LED電球


↑白熱電球