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  • 店内風景&ウインドウ 2022 5月 ベルト選びのポイント
先日お客様より

”ベルト選びのポイント”について
教えて欲しいとのリクエストがありました。

私が日頃どの様な視点で
コーディネートをしているのかを

知りたい思われた様です。


↓参考にご覧になって下さい。



”着こなしを印象づけるベルト”

体の中心にあると良くも悪くも
注目してしまいます。


”如何だ凄いだろー”みたいな
ベルトの付け方もありだと思います。が、


私の求めているのは
”上品+ちょっぴりアバンギャルド”な合わせ。

”綺麗と遊び”を
上手にミックスしたファッションです。



今回は、
やわらかなシルク素材のワンピースに
4種類の異なるテイストのベルトを
合わせてみました。


1. 柔らかな革で編み上げたベルト(フランス人作家)


”ふっくらモチっ”とした革質のベルトが
シルクワンピースの上に
やさしく乗っかっています。


柔らかな素材同士が組合わさると
実に馴染みが良いです。

また、
体に対して当たりがソフトなので、
ストレスを感じず、気分はリラックスです。



2. 金ラメ・ゴムベルト ハート型黒バックル(イタリア製)


シッカリ張り(コシ)のある
ゴムベルトなのに
固い表情は全くありません。

結構尖った金色ではありますが、
派手と言う感じは無く、
それどころか上品ですらあります。


絶妙のバランス(デザイン・マテリアル・色)で
作り上げられたモノって

とにかく”格好良いオーラ”を放ちます。


洋服の着こなしを引き立ててくれる、
更には着る人の感性まで上げてくれる。

私は、この合わせ好きです!




3. 幾何学模様 幅広紐ベルト(イタリア製)


幅があり、ゴワっとした素材感であるのに
シルクのワンピースと
そこそこ?マッチしています。

やさしい色合いと
スッキリ見えるネクタイ風巻き方が

功を奏している様です。


綺麗に合せるには、
野暮ったくならない巻き方や
垂れ具合を計算するなどが求められます。


試行錯誤する必要はありますが、
やった分だけ、センスはUP!UP!です。



4. デザイン牛革ベルト(フランス製)


厚み5mmもある牛革。

縁が直線ではなくスカラップされていて
柔らかな印象を着こなしに与えてくれます。が

このワンピースには
あまり合っていない様に思えます。

ワンピースを硬く抑え込んで
少しカタイ感じが気になるからです。






この様な事を思いながら私は
ボディーに服を着せつけたり、
お客様に提案をしています。


ファッションに
正解も不正解もありませんが、

綺麗に見える着こなしを
求められるのであれば、


服のマテリアルと喧嘩する
材質やデザインは避けた方が良いです。


また、
洋服とのコントラストがキツイ色目は
やわらかな合わせになりませんので

ご注意下さい。





※合わせに困ったら
いつでもご相談ください。

お店で一緒に綺麗な着こなしの
感覚をつかみましょう。